更年期の辛い症状を和らげて乗り越えるには漢方が有効!

更年期障害には西洋医学よりも東洋医学がおすすめ

前回の記事「女性ホルモンと更年期の関係」、女性の更年期の仕組みやその特徴的な症状などについてお話しましたが、その中で《漢方》を使った治療法のお話しをちらっとしました。

 

今回はこの、漢方を用いた更年期治療についてもっと詳しくご紹介していきたいと思います。

 

今、つらい症状にお悩みの方、これからの更年期に備え勉強中の方、そしてまだ20代、30代の方、まだお若いからといって関係ない訳では無いんですよ。

 

重い症状の予防のためにも今からできる事があると言われていますので、是非予防にもお役立て下さい☆

 

【更年期の処方薬について】西洋医学と東洋医学の違い

 

そもそも西洋医学と東洋医学(漢方)の違いって何なのでしょうか。どちらもお薬という他に詳しい違いは?と言われてもとピンと来ないのが普通ですよね。わかりやすく言うとこんな感じでしょうか。

 

更年期に様々な症状をもたらす原因のエストロゲン(卵胞ホルモン)の減少を例に説明していきます。

 

《エストロゲンの減少》治療の考え方の違い
西洋医学

 

不足したものを外から体の中に薬として補うの考え方

 

東洋医学(漢方)

 

ホルモン分泌の力を内側から助ける、つくる力をフォローしていく考え方

 

不足したものを補う西洋医学に対し、不足したものをつくる手助けをする漢方と言ったところでしょうか。

 

漢方における更年期の捉え方
血の道症

 

血と気のバランスの乱れを改める

 

血と気とは?
  • 「血」・・血液(その働き)やホルモンなどの意味
  • 「気」・・生命維持の基本の活力の意味

 

これらを改める漢方の処方がされるということになりますね。

 

漢方のメリットとして

 

更年期の症状を実感していなくても、小さな体の変化(経血量の減少、体力低下など)の小さな変化を感じた場合に漢方を服用し始める事で、エストロゲンが極端に減少してしまう事を予防できると言われています。

 

急激なエストロゲン分泌の低下の反動をもろに受けない事によって、更年期をゆるやかに迎え過ごして行けるんですね。

 

しかし、更年期が始まってしまってからでも遅くはありません。気になったら早めの対応がその後の症状を悪化させないことに繋がると言われています。

 

閉経を迎えるにあたって

 

いつとは決まっていませんが、一般的に平均すると50才あたりだと言われています。閉経に向かって、卵巣機能の低下、エストロゲン(卵胞ホルモン)も減少していきます。

 

急激なホルモン減少は私達の体に様々な症状をもたらします。軽い場合も重い場合も人それぞれに個人差はありますが。

 

しかし、漢方を使うことで、急激なエストロゲンの減少を避けることができ、ゆるやかに閉経を迎えることができると言われています。早くから漢方を使うことに、こんなに大きな意味があったというのは驚きです。

まとめ

漢方のメリットは、症状の経緯なども考慮した考え方で処方されるため、1つの症状だけじゃなく、それに伴う他の症状にも効果が得られるという事がよくあるそうです。

 

ここが悪いと言って処方してもらった漢方で、同時に悩んでいた他の症状が和らぐなんてことも、大いにあり得ることなんです。個々の体質に合わせ細かな処方の組み合わせができるのも魅力の一つ。

 

その反面、デメリットとしては、効果に即効性がないこと。体に緩やかに効いていくため、続けることが大切になってきます。やめた途端に症状がぶり返すなんて事もよくあるようです。

 

他の治療薬と併用できる特徴もあるので、強い薬の副作用に抵抗がある方にも漢方はとてもおすすめです。上手く活用して更年期を少しでも快適に乗り越えていきたいものですね。