減少する女性ホルモンを薬で補うホルモン補充療法(HRT)について

更年期障害に効果的な『ホルモン補充療法(HRT)』

更年期のつらい症状にお悩みの方へ向けて、またこれから更年期を向かえる全ての女性に向けて、是非知っておいて欲しい『ホルモン補充療法』についてお話していきたいと思います。

 

女性は、閉経を向かえる前後5年間(およそ45才〜55才あたり)に更年期と言われる期間があります。卵巣機能の低下によってホルモンの分泌量が減少し閉経を迎えます。閉経後もホルモンは減少していきます。

 

しかしこのホルモンは私達の心身のバランスを保つために無くてはならない重要なものなんです。その重要なホルモンが減少してしまうことによって体や心に様々な影響を及ぼします。

 

症状の軽い場合もあれば、日常生活に支障をきたす重い症状のものまで人によって様々です。これが更年期障害です。

 

そこで今回は更年期障害の改善方法の一つの【ホルモン補充療法(HRT)】についてご紹介していきたいと思います。メリット・デメリットについても合わせてご案内していきます。

 

ホルモン補充療法(HRT)とは?

 

加齢によって減少していくホルモンを薬で補うことで、様々な症状(ここでは更年期障害)を改善するのがホルモン補充療法です。

 

ホルモンなど無いもの失っていくものを補う場合に補充療法と言われます。(HRT=Hormone Replacement Therapy)

 

更年期の主な症状

 

ほてり・のぼせ・発汗・イライラ・落ち込み・不眠・頭痛など、他にも沢山ありますが、その症状は一生続くものでは無いそうです。

 

ホルモン補充療法のメリット・デメリットについて

 

メリット

 

  • 症状によって効果の表れ方が早いものは1週間〜2週間(重いのぼせやほてりの症状の場合・2週間から6週間で効果)。
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  • 膣・外陰部の乾燥や性交痛やアンチエイジングにも効果的。
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  • 低用量ピルよりも少ないホルモン量なので副作用の心配も殆どないそうです。

 

デメリットやリスク

 

  • 精神的な症状は、ホルモンだけが原因とは言い切れないので改善は難しい場合がある(場合によってはカウンセリングなども必要な場合があります)。
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  • アメリカの試験結果で、乳がんが若干増加、脳梗塞や心筋梗塞などの増加も確認され長期に渡る使用は望ましくないと言われています。

 

 

まとめ

ホルモン補充療法を行う際は、体の機能がそうしていたように、毎日続けるのでは無く、定期的に休み(期間を空け)ながら、体にとって自然な形で行うことが望ましいと言われています。

 

例えば、エンジンオイルのようなものだと考えるとわかりやすいです☆私達が車だとした場合、ホルモンはエンジンオイル。オイルがないと車は故障してしまい、適度に新しいオイルに入れ替えたりしますよね。

 

この様に、体にも無理なくホルモン補充をするやり方が自然で体への負担も、リスクも少なく快適に更年期を過ごせるということです。

 

つらい症状にお悩みの方は是非、お医者さんにご相談を。驚くほど毎日が快適に過ごせるようになるかもしれません☆